ボランティア事業『TNO』

地雷とは

地雷の種類

敵が通ると思われる地点に置いておき、踏むと爆発し、周囲に危害を加えます。
広い範囲に埋めて地雷原を構成することで敵の移動を妨害できるため、効率がよく、しかも安価な兵器です。
種類としては対人用と対戦車用があり、対戦車用のものは人が踏んだ程度の加重程度では爆発しない用に作られています。
単純に踏むと爆発するものの他、、一定方向に指向性の散弾をばら撒くもの、空中に飛び上がってから爆発し、広範囲に危害を加えるものなど多くの種類があります。

 

地雷の種類

対戦車地雷

サイズは直径40センチ前後と大きく、地面に埋めて使います。
戦車などをの車両を爆発させる目的でつくられたため、150kg以上の重さがかかると爆発します。

 

対人地雷

爆破型地雷

サイズは直径は約10センチ前後。地面に埋めて使います。
種類によってさまざまdすが、数キロの重さで爆発します。
作りが単純なため、安価に大量生産ができます。

 

破砕型地雷

地表の物陰などに隠して使います。
爆発で地雷本体が細かく砕けて、周囲20以上の範囲に時速100kmで飛び散り、その破片で標的を殺傷します。
種類によりますが、中に鉄くずや鉄球が詰めてある物もあります。
ワイヤーを安全ピンにつなげておき、標的がワイヤーに足をかけると安全ピンがはずれ、起爆装置が作動します。

 

跳ね上げ型地雷

地雷が地面からはね上がり、地表から1m前後の高さで爆発します。
これにより、 他の地雷とは違い、人の手足だけでなく、胴体・内蔵・頭部に大きな被害を与えるのが特徴です。

 

指向性地雷

地表に設置し、リモコン操作やワイヤーを引き抜くことで爆発します。
地雷の前方向のみに爆発して、中の鉄球が広範囲に飛び散ります。

 

散布型地雷

航空機などで上空からばらまく地雷です。
小さく目立たない色をしているため、気づかずに踏んでしまいます。
子どもが興味を持つような形をしているため、地雷とは知らずに拾い上げて被害にあうことも多いです。

 

スマート地雷

自己破壊装置、または自己不活性化装置付きのためスマート地雷と呼ばれます。
一定時間後に自爆したり、爆発しないようになります。
しかし、これが正しく動作する確率は7割以下と信頼性は低く、本当に無力化しているかどうかは爆発させてみないと分かりません。